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あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致します。 さて、普段、このブログでは「広告」的なものはできるだけ 採り上げないようにしているのですが、今日は本の紹介です。 1952年初版の古い本です。中学3年生の頃、この本を公立中学校の 数学の先生に個人的に薦められて、中3〜高1にかけて読みました。 今振り返ってみますと、私が大学の数学科に行きたいと思った 大きな動機付けを与えてくれた本です。 数学の本と書くと、数式でいっぱいというイメージがあるかもしれませんが、 数式は極力使わないように配慮されていますので、中学生でも読める本です。 絵心が無くても絵画は鑑賞できますし、音符が読めなくても音楽鑑賞は出来るのと同様です。 ![]() 内容については、私の下手な言葉で説明するより、 以下のブログで書かれていますのでそちらをご覧ください。 東京大学大学院・杉原厚吉の書評ブログ :『無限と連続−現代数学の展望』遠山啓(岩波新書) http://booklog.kinokuniya.co.jp/sugihara/archives/2006/09/post_6.html 当時個人的に特に感動したのは、「無限は数えられる」という事と、 (非ユークリッド幾何学という言葉は知っていたのですが) 「非ユークリッド幾何学はユークリッド幾何学と同等の存在理由がある」、 という事でした。 その頃、中学校の頃までは勉強が好きだったんですけど、公立高校に入ってからは勉強が 嫌いになってしまったので、当然ですけど成績は暴落しました。 ただ、数学はやっていて面白かったので、高校数学と並行して大学の数学 (集合論、微分積分学、線形代数学)を高校の図書室から本を借りて勉強していました。 高校の数学のある先生は、高校の教科書は問題演習以外では使わず、文系志望の生徒にも 興味を持ってもらえるように、数学の歴史の説明をしながら独自のカリキュラムで 進められていました。その数学の先生の定期テストに自由題材の小論文の問題が あったんですけど、その問題にこの本について書いたところ、 「私も学生の頃読みました。いい本ですよね。」とコメントが書かれていたのが 印象に残っています。 あと、高2の授業で微分・積分を習ったんですけど、その先生は積分を教科書通りに 「不定積分→定積分→区分求積法」という順番ではなく、 「区分求積法→定積分→不定積分→微分積分学の基本定理」という順番で 歴史の話を交えて教えてくれたので、とても理解しやすかったのを覚えています。 多分、表題の本を読まなかったら、また、積分をこの順番で習わなかったら、 数学科を志望することは無かったかもしれませんね。 ただ、結局数学以外の教科の勉強不足(自業自得)で、第1志望の国立大学前期日程には 落ちて、かといって浪人は経済的に出来ませんでしたので、滑り止め(第3志望)の 公立大学後期日程で進学しました。 センター試験直前なので、今このブログを読んでいる受験生はいないと思うんですけど、 もしいらっしゃったら、こんなブログを読んでいる暇があったら、勉強は出来る時に やっておいた方がいいですよ。 表題に戻りますが、その後この本を無くしてしまい、絶版になってしまったので 入手できなかったんですけど、一昨年復刊されたようで、先日無事に入手できましたので 改めて読んでみました。 やっぱりいい本ですね。 別に数学科志望や理系志望で無くても、学生で無くても、 一度読んでみる価値はあると思います。 一般教養としておすすめです。 新書なので薄くて(189頁)読みやすいですし、安い(735円)です。 タグ: 学校 本 雑記 数学 大学受験 高校 読書 入門 数式 鑑賞 無限 集合論 幾何学 微分積分学 授業 積分 岩波新書 無限と連続 遠山啓 一般教養 |
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(2007.08.18設置、Unique)(赤:AVG(ip) 青:AVG(PV))
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